村木厚子氏が講師の資質向上研修に行ってきました。
昨日2月13日(水)「児童養護施設職員等 資質向上研修」に参加してきました。
会場は児童養護施設や乳児院の職員さんなど総勢99名の参加で内、里親会の会員さんは16名参加!
今回の講師は個人的にも尊敬している村木さん(元厚生労働事務次官・現津田塾大学客員教授)直接のお話を聴けるとあって足取り軽く会場の金沢までGo!
内容は…「すべての子どものために」がテーマ。
旧労働省時代~厚労省時代を過ごされた村木さんがお詳しい『働くお父さん・お母さんの政策の中から見た子どもに対しての政策』について図表を交えて分かりやすく説明があった。
特に”子供の貧困と貧困の連鎖”には包摂的(年齢・性別とは関係なく誰も取り残さない)に財源の充実が不可欠であることが複数のグラフを関連させて納得することが出来ました。
さすが!村木さん!!って感じでした。
また 現在、社会的養護から子どもがもれないように”若草プロジェクト”と題し
〇つなぐ(少女たちと支援者・企業と支援者・支援者同士)
〇ひろめる(実情を社会に・支援者の存在を少女たちに)
〇まなぶ(少女たちの現状を学ぶ・信頼された大人のなる為の学び)
以上3つのテーマを中心に活動される中での具体的なお話もありました。
最後に主要な結論(社会的養護に携わる者に対して・・)として。
●社会から財源を投入してもらう(若い世代や子のいる世帯層に生涯にわたり技能や学習の推進)
●現場から社会に対して人的資本投資の大切さを伝える『説明力』(プレゼン力)
●消費税などからの社会的保障(原資)だけでなく地域や企業からの社会的資源を増やす(寄付など)
●若年層に投資することによって生涯にわたり私たち大人とWIN&WINな関係であることの認識(投資は必ず帰ってくる)
以上、90分間の講義抜粋でした・・・
また、資料の冊子をご覧になりたい会員様はご連絡ください。
ishikawa.satooya@gmail.com
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