特別養子縁組のこと

里親には種類がある、

社会からお子さんをお預かりして一定期間一緒に一緒に暮らし家族のように過ごす「養育里親」

恒久的な家族になるため子どもと法律的な手順を追って家族となる「特別養子縁組里親」

他にもありますが、今回は特別養子縁組についてお話しします。

ここ石川県金沢地方家庭裁判所の統計から特別養子縁組成立件数を調べると、令和3年より過去10年間で53人の子どもが新たな家族と過ごしています。

「そんなに沢山~」という声が聞こえてきそうですね。

こどもにとって、一時的ではなく恒久的に普通に家庭で愛情を注いでくれる大人が、継続して傍らにいる事は本当に大切なことです。

その意味からも特別養子縁組で恒久的な家族が誕生することは育ての親も、そして安心して出産を経た生みの親も、ひとえに幸せに育って欲しいという子どもへの想いの形でもありますね。

そして私たちの石川県でも19市町にそんな家族が平均約3組いる事になります。国のビジョンでも恒久的な家族の形を推奨する動きがありますのでますます増えていく事と想像が出来ます。

妊娠して出産しても育てられない事情がある方、出産を望むが不妊のカップル、いずれも主語は子どもです。それを繋いでいるのは児童相談所と民間養子縁組あっせん機関です。

さて今回、

令和5年11月に金沢市某所にて妊娠SOS活動も行っている特別非営利活動法人NPO Babyぽけっと主催で“特別養子縁組説明会”が養親候補の夫婦対象に行われました。

そこにお邪魔させて頂きました~。

当日は全国からご参加された皆さんがお話を聞いていました。

Babyぽけっとさんは、生まれてきた子ども達の為に妊娠のフォローから親になりたい養親(育ての親)のフォロー、そして生まれて養親のお宅に行くまでの赤ちゃんのフォローを丁寧に行っている事が改めて感じることが出来ました。

以下Babyぽけっとホームページより

予期せぬ妊娠や経済的な事情などにより出産しても子供を育てることはできないが、産まれてくる子供には温かい家庭で幸せになって欲しいという実親さん達の願いと、子供に恵まれず、それでも赤ちゃんを授かりたいと願う養親さんご夫婦を特別養子縁組の仲介・あっせんという形でサポートする特定非営利活動法人です。

説明会終了後、Babyぽけっと代表の岡田卓子氏と顧問の萬屋育子氏と心理カウンセラー奥田幸世氏、石川県里親会とで意見交換。最近の状況などを踏まえ色々と勉強させていただきました。(POHT奥田氏撮影)


★登録する前にこんな事聞きたい、あんなこと聞きたいと思うのは当然のことです~。

★また妊娠で育てることが困難で不安な方もご連絡してくださいね。

特別養子縁組に関心のある方は以下をご参照ください。(秘密厳守で対応します)

①=令和5年11月19日(日)『さとおや何でも相談室』10:00~15:30= 

場所:石川県産業展示館4号館 子育て支援メッセいしかわ78ブース 相談無料

②NPO法人Babyぽけっと 公式 ホームページ▼

③石川県里親会 公式 ホームページ▼

石川県里親会|この気持ち、こども達のために。

わたしたち里親は、親もとで育つことができない子どもたちをお預かりして自宅で一緒に暮らしています。 すこやかに育ってほしいという気持ちで子どもの成長を見守っています。 子どもたちに素敵な未来を…そして全ての人に幸せの瞬間を… ~児童相談所等と連携して活動しております~

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