サロン会(能登地区)開催のご報告
先日、ハロウィン間近の10月24日に、あすなろ学園にて開催されましたサロン会の様子をご報告しますね。
今回は参加者が5名と少なく少し寂しいサロン会でした。
それでも約90分それぞれの近況報告などをして和やかな時間を過ごすことができました。
お話の中では、コロナ禍でも能登にいるには生活に変わりはないですが、息子さん(特養)が能登を離れて大学進学したのはよいが、コロナのために登校も帰省もなかなかできなかったという不安と、それでも最近は何とか時々学校に行ったりバイトをしたりして元気に頑張っているというお話がありました。約15年間生活を共にした子がいなくなった日常はやはりさみしいようですが、元気に暮らし数か月ごとの帰省の様子などをうれしそうに話されておいでました。将来の進路はまだわかりませんが、息子さんの今後の人生をいろいろ話されるお姿は「親」そのものでした。(能登で暮らす子どもたちの多くは、高校卒業後には親元を離れ、就職や進学で金沢方面や県外に行くことが普通という現状があります。)
そのほか能登地区の里親さんの登録・委託状況や、親族里親さんの様子についてなどの話も出されました。また未委託のまま5年が過ぎましたが、近く更新研修を受けるという方もおいで、登録里親の必要性を確認しあいました。
次回の能登サロン会は、2月27日土曜日、午後1時半から七尾児童相談所で行います。
(文:里親支援専門相談員 法岡氏)
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